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【灰ロワ】再会の喜びと決断、そして・・・。

開始から6時間が経過した。その時に、中間結果を発表する放送がこの閉ざされた(と確定してもいいかもしれない)別世界全体に響き渡る。死亡者の名前が読み上げられるが、どれも知らない名前ばかり。知っている名前と言えば、エリシャ。蒼龍騎士団のエリシャだ。その名前は読み上げられなかった。つまり、エリシャはまだ生きているということだ。またどこかで出会い、彼女と手合わせ願いたいものだ。手合わせ・・・何て、生易しいやり合いじゃないな。この会場は、殺し合う事が許された世界だから。
そういえば、死亡者の名前を読み上げると同時に、禁止エリアも指定された。幸い、今いるこの場所は、ギリギリで禁止区域の中には入っていないようだ。放送を聞いて多少の安堵を付いたものだ。実は、エリシャと別れてから全く動いていない。というか、病院の中にいる。彼女と戦った後の疲れを癒すというのもあるし、何より右腕を噛まれたので少々痛むから多少の手当てはしたい。だが血は出ていないし、こんな痛みはしばらくしたら消えてしまうのであまり気にしないのだが。
中間放送がされる30分前。この病院の中に入り、戦いの疲労を癒すために個室の部屋に歩み寄った。ちなみに階段を上って屋上から様子見という事を考えたが、今のところ苦なので、1階の「3号室」と書かれた個室に入った。もちろんその中には誰もいない。ちなみに、「もちろん」という判断は、充分な警戒をしたうえでの事だ。そうでなければ簡単に入ったりはしない。部屋の中は個室なため、ベッドが1つある。そのベッドには隔離できるようなカーテンが付いていて、その隣にはベッドの半分ぐらいの長さのテーブルが置かれていた。小さな棚も、部屋に置かれている。
窓にはレースカーテンが掛けられていた。数センチあいているのか、外から入ってくる風でカーテンがそよそよと靡かせる。ここが殺し合いの世界だというのに、そのカーテンの靡きが妙に心を和ませてくれる。そして、この早朝という時間帯であるためか、小さな光が窓からこの部屋へと差し込まれている。やはりこの光景は、どうしても和んでしまう。あの小さな棚に、この情景とぴったりと合うような花が飾られていたら、どんなに素敵な光景になるだろうか。だが、そんなことから現実へとスイッチを切り替える。警戒を解いたわけじゃない。この部屋には確かに人はいなかった。だが、窓はレースのカーテンがかかっているだけ。外から中の様子を見られることは充分にある。等身大より大きな鎌――クロアはかなり目立つため、腰を極端に低くしてクロアを横向きにしそろそろと歩く。窓の真下の壁に張り付き、ベッドの陰に入り込むようにして奥へ奥へと進み、体を小さくすぼめ体育座りをする。この時、自分の体が小さい事を幸いに思った。クロアを横にしたまま床にそっと置く。小さくカランと鎌の音がこの個室に響いた。そうしてようやく安堵の息をつく。しかし、まだ警戒は解かない。この部屋に何者かが入ってくる可能性もあるからだ。その可能性を考えながらも、まだ少し荒かった呼吸を、だんだんと落ち着かせていく。しばらくして通常の呼吸にしたあと、ようやくクロアに話しかけることにした。もちろん、声のボリュームは下げるのを忘れずに。

「会いたかったよ、クロア。」

体育座りのまま、床に置かれたクロアに話しかける。

「・・・ボクもだよ、こうちゃん。」

やや間があったが、クロアは話しかけた言葉に返答をした。小さく動き、カラカラと音が響く。

「ねぇ、縫い包みにはなれないの?」
「ごめんね、どうしてもなれないんだ。」

クロアは説明した。自分は武器として配布されたため、参加者ではないので「縫い包み」としての形状をとる事が出来ないという。そして、クロアはエリシャの手に渡り、彼女を自分の足として利用させてもらっていたのだという。しかし、その間はずっと喋ることはせずただの武器として使われていたそうだ。そうしてこちらが偶然にもクロアを見つけ、エリシャと戦闘をしのちお互いの武器を入れ替えこうして今に至る。

「でも、よかった。クロアに会えて僕は嬉しいよ。」
「それはボクだって同じだよ。だけど・・・。」

クロアはそう言葉を止めた。鎌の状態では、どんな表情になっているかなんてわかるわけもない。でも、クロアは最高の相棒だ。最高の友達だ。最高の兄弟だ。表情がわからないなんてありえない。
「だけど・・・」と言った時点で、クロアはとてもとても悲しそうな顔をしている。何か大事な話をするときの表情だ。死神の試練が終わった後、“あの人”の事について話している時も、クロアはこの表情をして説教をした。でも、そんなクロアがいたおかげで、今の僕が在る訳で。
話がそれてしまったが、クロアはしばらく黙り込んだ。そして、ようやく沈黙をたつ。

「こうちゃん・・・ボクと会う前に、誰かを殺したりなんかしてないよね?」

胸に突き刺さる、クロアの真剣な声で伝えられる言葉。その言葉に、否定したかった。クロアを安心させるために、意地でも否定したかった。しかし、否定の言葉を紡ごうとしても、人を殺したという事実に否定する事が出来ずに黙りこんでしまう。

「殺したんだね・・・誰かを・・・。」

何も否定する事はできない。クロアは知っているのだ。いや、分かってしまっているのだ。殺してしまったという事実を。
いつもそうだった。言葉を詰まらせた時は、必ずクロアがその言葉を言い当てる。ずっと一緒にいたわけだから、何でも知っているんだ。何でも分かってしまうのだ。

「今度も、あの時みたいに、“楽しい”って思っちゃったのかな?」

肯定の言葉を述べる事は出来ない。しかし、黙っていても肯定の意味になる。

『楽しい、楽しいなあ。フフフ・・・ハハ・・・アハハハハハハハハハハハハハハハ!!!』

『ヒャハ・・・ヒャハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!』

誰かを殺した後に発したこの言葉。そう、クロアの言うとおりこの殺し合いを“楽しい”と思い、その楽しさのあまりに歓喜の笑い声をあげていた。その笑い声は狂気と化し、自分を狂わせた。今だって、狂っていないとは言い切れない。死神として、人を殺す事を許されたこの世界にいる事を光栄に思っている。だから楽しいんだ、この殺し合いのゲームが。だから探していたんだ、クロアを。このゲームをもっと楽しむには、相棒が必要だから。
そんな時に、時計は朝の6時を差した。そして、あの中間放送が流れたわけだ。

「読み上げられた死亡者の中に、こうちゃんが殺した人がいるんだね。」

クロアは中間放送が流れた後、疑問符で問いかけてはこなくなった。いくら黙っていても、それは「殺した」事に対して肯定していると判断したのだろう。
そうしている間に、日はだんだん昇ってくる。差し込むほどだった小さな光は、日が昇るにつれまぶしい日差しが差し込んでくる。今いる場所は影になっているため、こちらに日差しは差し込む事はなかった。しかし、影の範囲は狭くなっていく。そのたび自分の体を小さくすぼめる。まるで、今いる自分を否定して、この世界にいない事にするかのように。

「こうちゃん・・・あの時と変わってないの?“あの人”を殺してしまって、傷付いたのは誰?そして、その人のために一生罪を償うって言ったよね?」

あの日、自分自身が死神になるために行った試練の日、今の部下である人物の大切な人を殺めた。能力一式を奪って。その日から、人を殺める事のつらさを知った。だからもうこれ以上、自分のせいで周りを傷付かせる事はしない。悲しませるような事はしない。そして、もう人を殺めたりはしない。そのために、罪を償う事を誓った。
だけど・・・・・・

「僕は・・・今の僕は・・・誰かを殺さなきゃ気が済まないんだ!!殺す事が楽しいんだ!!今だって、誰かがいたら真っ先に殺したいさ!!!殺して殺して殺し尽して、僕はもっと強くなるんだ!!!!そして、僕が最後の一人になるんだ!!」

警戒は解いてはいないが、それが解かれたような大きな声をあげてしまった。その声は個室全体に響き、その扉の隙間から声が漏れたように感じた。声を上げた勢いで、せっかく落ち着かせたはずの息が荒くなる。それほど、自分自身が狂っているのだ。今は大丈夫なのだが、これが最悪の状況になると暴走を始めるだろう。自分自身ではもうどうにもならないほどの狂気に満ち溢れ、コントロールできないほどまでに陥ってしまう。近くによれば、怪我だけじゃすまされない。

「ここは殺し合いが許された会場だ!死神にはうってつけの場所だ!!こんな、こんな素敵なイベント、きっとこの先ないんだ!!!それに殺せば殺すほど、楽しい気持ちになれるんだ!!!だから僕は、殺し続けるんだ!!」

息が荒いまましゃべり続ける。このままずっと喋っていたら、暴走しかねないかもしれない。もっとも、暴走をしてしまう条件と言えば、他人にけなされ侮辱されること。特に「弱い」と言われると、さらに暴走しやすくなる。この自分が一番強いんだ。最強の死神なんだ。「弱い」だなんてあり得ない。だからすべての力を解放して、暴走を始めるのだ。そして、誰も止められなくなる。しかし、その暴走が完全でなければ、本来の憶病だった人格が暴走した自分自身を止める。第二部隊にいる双子のエースを襲った時も、そうしたと思った。はっきりとは覚えていないが、自分の中にいるもう一つの人格を黙らせたような・・・そんな気がした。今はそのもう一つの人格の状態なのかもしれない。

「そうだとしても、人を簡単に殺していいの?さっきの放送で読み上げられた名前を聞いて、関係する人たちはショックを隠せないと思うんだ。そりゃ、名前を聞いても全員知らない名前だし、ボクらには関係のない人物だよ。でも、殺していいって事にはならないじゃない!」

クロアの言葉が次々と胸に突き刺さってくる。殺していい事にはならない。そんなのは知っている。百も承知だ。でも、殺さなきゃいけないんだ。最後の一人にならなきゃいけないんだ。
その思いを伝えようとするが、クロアに遮られる。

「もう一度言うからよく聞いてこうちゃん。この世界は確かに殺し合いを許された場所。だからと言って、むやみに殺していいって事にはならない。でも、そんなこと言ったらボクたちはやられる事はわかってる。けれどボクはこうちゃんには生きていてほしいって思ってる。」

矛盾はしているが、「生きていてほしい」というのがクロアの想いだ。
しかし、生き抜くためにはこの世界にいる人たちを殺さなくちゃならない。最後の一人になれば、何でも叶えてくれるそうだから。
そういえば、叶えて欲しい事をまだ決めていなかったと、ふと気が付いた。殺し合えればそれでよかったから、何をお願いしてもらおうなんて考えてなかった。そう思った事をクロアに伝えてみた。すると、しばらく考えた後にこう言いだした。

「じゃ、こうしよう。こうちゃん、殺し合うのはこの際許すよ。」

え、何?今、殺し合いを「許す」って言ったの?
クロアなら、この話の流れによってこれ以上の殺しは絶対に許さないと言うはずだ。にもかかわらず、それを「許す」と言った。どういう風の吹きまわしなのだろうか?

「でも、約束して。必ず最後の一人になって、死んでいった人たち全員を生き返らせるって事を。」

そうでなければ、この先の殺し合いは許さない。クロアはそう言った。
その言葉に、すぐに「わかったよ」と肯定出来たものじゃなかった。せっかくの殺し合いなのに、殺したら生き返らせる?たった一つの命を、一瞬にして奪うのが楽しいのに、全員を生き返らせるとはどういうことだ。生き返らせればまた殺せばいい話だが、最後の一人になった時点で「殺す事を許される」というルールはおそらく破棄されるだろう。そうなる可能性を考えると、クロアの言った条件をうまく飲み込む事は出来ない。殺す事が出来ても、生き返らせなければならないなんて、死神としてはおかしな話だ。生き返るんだったら、自分で散らばった魂を指定された時間内に集めればいい話だ。ま、どの道生き返るはずの体の中に、“核”が存在しなければ、どんなに魂を集めたって生き返ることなどできはしないのだが。
しかし困った。この条件を呑まなければ、殺し合いのゲームを楽しむ事が出来ない。もう一度殺り合いたい相手のエリシャとも、おそらく思う存分戦えない。狂っているこの自分に、クロアが出した条件はあまりにも無常だ。けれど、クロアはこちらの事を想って言っている。その言い方はまるで、本当の兄が弟に対して心配しているかのようだ。ちなみに、家族の家系には兄にあたる人物はいない。一人っ子として生きてきた。見た目は9歳だが、本当の年齢は28歳だ。
とにかく、せっかくクロアがこちらを想って言ってくれているのだ。やはりこの条件を呑むしかない。

「・・・わ、わかった。僕は必ず最後の一人になるよ。」
「ホント!?」
「ホントだよ。僕は最強の死神だからね。」
「そうだね!こうちゃんは強いんだ!きっと最後の一人になれるよ!」
「最後の一人になった暁には、みんなを生き返らせる。そうだったよね?」
「うん!じゃ、さっそくここを出よう!」
「クロア、早まりすぎだよ。僕はまだ疲れが取れていないんだ。もう少し休ませてよ。」
「そ、そうだったね、ごめん。」

鎌の状態で、クロアは頭をかいて笑っているように見えた。さっきまで悲しそうな顔だったが、この条件を呑んだ瞬間に笑顔になった。その証拠に、鎌はカラカラと小さく音を立てている。誰もいないから、その小さな音でさえも響いている事を忘れてはいないだろうかと思ったが、この状況では突っ込みづらかったのでやめにした。
とにもかくにも、もうしばらくここにいよう。どの道、昼間でこの姿はあまりにも目立ち過ぎる。夜ならば、闇夜に身を潜める事が出来るし、気配だってうまく隠せる。別に昼間だって気配は消せる。だが気配は消す事は出来ても、他の物がこの姿を見つけて仕掛けてくる可能性がある。ま、仕掛けてくれば返り討ちにしてやるけど。
こうして、僕とクロアはもう少しの時間、この病院に潜む事にしたのであった。そう、この疲れが癒えるまで・・・。





【病院南/1日目/早朝】


【リース@NOVELS ROOM】
[状態]:右腕に噛み付き跡、体力消耗(小)
[装備]:クロア@リース(NOVELS ROOM)
[道具]:地図
[思考・状況]
基本:殺し合いに乗る
1:会場を練り歩き、参加者を殺して回る
2:クロアの条件(殺した後、最後の一人になったのち全員を生き返らせる事)を呑む
3:もうしばらく病院にいよう
4:アカルに対して怒り


(備考)
リースのバッグ(コンパス、筆記用具、水と食料、名簿、時計入り)が南東の山に落ちています。
同様にセリナのバッグも落ちています。
同様に「天地雷風水火」の六本刀「六行」 も落ちています。
図書館の北の路地に長刀「山鉄爪」、変幻刀「炎皇轟雷」が落ちています。





・・・・・・・・・





これでいい、これでいいんだ。
最初は、ボクの出したこの条件を意地でも分かってもらえなかったら、こうちゃんを殺してお仕舞にしようと思った。けど、それじゃボクだけが残る事になってしまう。
せっかく会えたのに、ボクだけが残るなんて・・・そんな悲しい状況になんかできる訳もない。
でも、こうちゃんは物凄く考えて、条件を呑んでくれた。
だけどボクは、完全に殺しを肯定したわけじゃない。許したわけじゃない。
こうちゃんがこの会場で優勝して、みんなを生き返らせるという事を、主催者に叶えてくれるようお願いをしてくれるから、ボクはこれからのこうちゃんの殺しを許したんだ。
正直、主催者にはこんなゲームはやめてもらいたいけれど、今はこうでもしないとこの先生きてなんかいられない。
そうえいば、このゲームでこうちゃんが暴走をしたらどうしたらいいのだろうか。
誰がこうちゃんを止めてくれるのだろうか。
誰も止められなかったら・・・最悪、ボクが殺すしかないよね。
それが、兄“浩介”としての最終手段であるなら・・・。





【クロア@NOVELS ROOM】
[思考・状況]
基本:リース(こうちゃん)に従い精一杯フォローする
1:ボクの条件(殺した後、最後の一人になったのち全員を生き返らせる事)を呑んでくれた
2:もう絶対に離れたくない
3:殺しは肯定するが完全に肯定したわけじゃない
4:最終手段は、自分でこうちゃんを殺す事





・・・・・・・・・





リースと別れた後、刀が置かれているであろう図書館へと足を運ぶエリシャ。しかし、その足取りは重い。カイトと戦い、非常に衝撃の強い頭突きをし合った場所がまだ痛む。リースと戦闘し合った疲労だって癒えたわけじゃないし、カティとセーラの乱戦の傷だって癒えるはずもない。ぼんやりと“山の方に自ら進んでいく人間なんてそうは居ない”と考えつつも、30分ぐらいの休憩をとるがやはり傷は癒えなかった。
だが、これ以上の休憩をとる訳にはいかない。自分自身を急がせるように、ゆっくりと目的地へと足を運ばせる。休憩した甲斐もあったのだろうか、先ほどよりかは足取りは速くなっている。といっても、普通の人が歩く速度より40%ほどダウンしたような早さだが。

(ジーナちゃんの刀は、もう誰にも渡さない。)

そう思いつつも、癒えない傷を体に残したまま、エリシャは黙々と図書館に向かって行った。
足取りが普通よりも劣るためスピードが出ないが、何としてもジーナの刀は回収しなければならない。すでに休憩した、30分というタイムロスもあるのだ。その間に、他の誰かが回収してしまっているかもしれないのだ。
だから、必死に足取りを進める。先ほどのスピードよりも10%増しにして。
そうしているうちに、時刻は朝の6時になる。どこかに時計があるわけではないので、6時になった瞬間などエリシャには到底分らない。だが、明るくなっているという事はそれなりの時間だと判断はできているようだ。
そして、その時間帯に第1回中間放送が流れ、死亡者の名前を挙げている時に足を止めた。自分の姉であるエヴァが死亡者の名前として読み上げられたのだ。

(あねうえが・・・しんだ・・・?)

最初は聞き違いかと思った。しかし、主催者のセンライはもう一度、今度は名称で死亡者たちの名前を読み上げた。
やはり、聞き違いではなかった。姉のエヴァは死んだ。
嘘だと思いたいが、主催者が言う事は本当の事なのだと思った。これは現実だと。
かなりのショックを受けたが、ここで立ち止まっているわけにはいかない。禁止区域とされた「図書館を入れた南全域」と聞き、エリシャは傷の事も忘れて走り出した。もしかしたら、ジーナの刀もその禁止区域の中に入ってしまっているのではないかと思ったからだ。普通ならば諦めるところだが、あの刀はジーナにとって肌身離さず持っていなければならないもので、とても大事な宝だ。今頃、ジーナは刀がなくて喚いているはずだ。
そう考えながらも、エリシャは高速で走って行くのであった。





【エリア中央→図書館付近/1日目/早朝】


【エリシャ@T.C UnionRiver】
[状態]:頭部損傷、背中に深い切傷、両手両足切傷(特に右腕)、体力消耗(小)
[装備]:長刀「沢鉄爪」&変幻刀「雹星天翔」@ジーナ(T.C UnionRiver)
[道具]:支給品一式、首輪@カティ
[思考・状況]
基本:カイトに協力。爆弾解除のために協力するが、必要あらば『楽しみは』続ける
1:リースに聞いた刀の場所へ行き、回収する
2:刀が禁止区域に入っているかもしれないと思い図書館へダッシュ
3:『爆弾』に危機感と寒気を覚える
4:出来ればカイトにリベンジしたい
5:殺人許容範囲と聞いてノリノリ
6:昼の12時に映画館へ行く






サイトのブログにうpしたやつをこっちで載せてみた。
「前編」と「後編」でブラウザを変えるのが面倒だなーって思った人用で・・・。

ちなみに、まとめサイトはこちら。

投稿板がどうやらサービス終了したみたいで、「第一回放送」以降のお話が載ってませんが・・・
それ以前のお話を読んでお楽しみくださいw

そんな感じ。
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