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【キャラコラボ小説】無茶なことしてみた【書いてみた】

長いので本編は追記に書きます!!

ということで、最初に言っておこう・・・

「7th Spirit」とシロクマさんの小説「CARRY's!!」のコラボ小説書いてみますた。

続きが待ちきれないんじゃなくて、続き書いていることを承知で書いてました。
だからストーリーがちょっと・・・

まぁ、読んだことある人にしかわからないと思うけどね・・・。
初めて見る人にとってはちょっと斬新か、ありきたりかって感じかな・・・。

とにかく、この話の続き書いてくださいシロクマさん・・・!!
続き書いたら俺のブログでリンクつなげるし、ラストは俺が書くから!!!!!


そんなわけで、追記から、本編スタート!!!





―せぶすぴきゃりーず―



「ちょっと、ヴァリス!何やってんだ!早く任務に行くよ!!」

と、声を張り上げる、死神部隊第一部隊隊長リース。いろいろな事情があり、しばらく任務がなく退屈していたのだが、今日は久々の任務のため張り切っている。正直普段なら、任務に出向くのが面倒だと言いながら任務に行くのだが、どうやら退屈になるほどにまで任務がなかったとうかがえる。その証拠に、リースは非常に落ち着かない様子だ。暴れたくて仕方がないのだろうか?
そんなリースに呼ばれた、死神部隊第一部隊副隊長のヴァリス。久々の任務なのか、多少怠そうにしている。

「怠そうにしてるんじゃないよ!!他のやつらは先に行ったんだ!!てめーが遅れちゃ意味ないんだよこの馬鹿が!!!殺されたいのか!?あぁ!?」

言いたい放題である。

「そんなに声あげんなよ・・・わかってるからお前も先に行け・・・。」
「・・・なんだとぉ!?誰のために待っててやってると思ってんだ!!ふざけてんのか!?」
「ふざけてねぇよ・・・ってか、俺のために待っててくれてるとか、ようやくリースも俺のこと好きになってくれたんだな~!」
「はぁ?!自分のために決まってんだろ?!バカも甚だしいっての!!!もう待つの面倒だから先に行くからね!!!」

そう言い放った後、リースは相棒のクロアを連れて、仲間との合流ポイントに向かった。

「今日のリース・・・絶対俺のこと好きになってると思うんだよな・・・。」

馬鹿言ってないでお前も早く行け。




「で、今回の悪霊はどんな奴なんだ?」
「来るのおせっせーんだよ馬鹿!!任務終わったら八つ裂きだからね!!」

なんてひどい言い分なんだろうと、他のメンバーは一斉に思ったが、すぐに「いつもの事か」という思考に切り替えてやり取りを無視した。
今回の悪霊は、今いる場所から500m先の場所にいて、レベルは9だ。しかし、その悪霊は厄介な能力を持っていた。それは、相手を別の空間に瞬間移動させてしまうというもの。このあたりで、神隠しにあっているという情報もあり、おそらくはその悪霊のせいなのではないかと思われる。その悪霊を極限まで弱らせ回収するのだ。といっても、リースの場合は極限というより、ほぼ消滅に近い状態にまで弱らせてしまうので、回収した後の処理を行う閻魔大王が困ってしまうのだ。何故困ってしまうのかというと、記録するときにその悪霊がどのような悪霊だったかが分からなくなるからだとか。リースは自分でも加減をしているらしのだが、閻魔大王に言わせればまったく加減してないというようにしか見えないという。

「説明は理解できたよね?とにかく気を付ける事は、瞬間移動能力があるって事だけ。移動させられないように、とことんまで叩きのめすよ。移動させられちゃったら、元も子もないからね!」

そして「さぁ、始めようか」の合図で、一同は500m先にいる悪霊がいる場所へと瞬時に移動した。
到着したところは、生い茂った森。竹やけや木、さるすべりなど、様々な木々が重なり空が全く見えないほどであった。わずかな隙間から木漏れ日が差し込んでいるが、それは風によって木々が動くときにしか発生しないため、風がやんでいるときは、まるで夜のように真っ暗闇なのだ。そんな森に、よく学生が課外授業で来るのだとか。その他に、一般の人間も神隠しのうわさを聞きつけ、興味本位でやってくるのだとか。

「こんなところに悪霊がいるのか・・・暗いから区別つきそうにないね・・・。」

と、メンバーの一人のフランシスが軽く言葉を漏らした。悪霊は姿かたちは様々なのだが、常に黒一色の体をしているため、この暗闇ではおそらく周りの情景と同化してしまって区別がつかない。彼はその事を言っているのだ。
しかし、見た目でしか悪霊を追えないわけではないので、気配を感じて悪霊の場所を把握し攻撃を仕掛ける、とリースはフランシスに伝えた。もちろんフランシスだけにではなく、ちゃんと周りのメンバーにも聞こえるように話しているため、一同はそれに対して同意した。
リースはこの場所を中心にして、はぐれないような範囲を取るように指示した。悪霊はどこから襲ってくるかわからない。この森で離ればなれになっては、それこそ全く持って意味のない事だからだ。
そして静まり返った森の中、聞こえるのは風で揺れる木々の音。普通の木々でならば、心地いいものの音なのだが、こうしてここまで生い茂っていると、かなり不気味な雰囲気を醸し出す。
だが、なかなか悪霊が現れない。本当にここに悪霊がいるのか?はたまた、我々をからかっているのか?その真意は誰も語る事はできないが、彼らの集中力も切れかけてきていた。
ふと、リースが大きく息を吐いた時、何かの気配を感じた。他のメンバーはまだ感じ取れていないようだ。リースはすぐにメンバーにこっちに来ることを伝えたのだが、気配など感じないという。だがそう言っている間にも、気配がだんだんと大きくなっていくばかりだ。そうして、メンバーたちもようやく気配に気が付いた。出現する場所は、今リースが見ている方向。この森の中で最も薄暗くなっている場所から、その気配は近付いてくる。息をのみ、戦闘の構えをとった瞬間、その気配は目の前に現れた。だが・・・

「ぴ、ピエロ・・・?」

緊張が解放されるぐらい、可愛らしくて小さなピエロが現れたのだ。こいつが悪霊なはずがないと思いつつも、気配は目の前にいる。そのピエロは、リースに向かってにっこりと笑い、一瞬にして姿を消し、背後に回った。隙をとられたリースは、背後にいることに気が付いていた。そして、背後をとられたのに気に入らなかったのか、そのピエロに向かって鎌に変身したクロアを思い切り横に振った。だが、すぐにまた背後をとられてしまう。呆然と立ち尽くすメンバーに、リースは怒号をあげながらピエロに向かって何度も切りつけていたが、すべて空振り。レベル9だとしても、やはり上級の悪霊。一筋縄ではいかないようだ。
ようやく我に返ったメンバーは、リースに加勢するため動き出した。副隊長のヴァリスは、いちいち背後に回るピエロに向かって、能力をためたこぶしで殴りつける。しかしこれも空振り。フランシスは、自慢の針で遠距離攻撃を仕掛けるがこれも空振り。ミジョルは素早さを生かして、ピエロの背後に回って剣で切り付けるのだが、やはり空振り、マリアは言うまでもなく空振り。残りのメンバーも空振りで終わってしまい、なかなかピエロに攻撃を与える事ができなかった。
その様子を見て楽しいのか、ピエロはずっとこちらをバカにしたような目つきで見ながら、攻撃をすべてよける。バカにするのもいい加減にしてほしいものだ。
そして、何度目かの背後をリースはまたとられてしまった。今度は完全にヤバいと思った。何故なら、このピエロが避けるせいで、近くにいたメンバーたちが離れた位置に行ってしまったからだ。メンバーがサポートするにも、この距離では間に合わない。
リースはそれでも攻撃を仕掛けようと、背後のピエロに向き直ろうと体を向けた。するとどうだろう。ピエロはにやりと笑い、リースの頭上へ移動し、頭をポンとたたいた。その瞬間、リースの姿が消えた。
ピエロはにっこりと笑って見せたが、その笑顔に純粋な心など見えはしなかった。そしてそのピエロは何をするのかと思ったら、地面に向かっておりていき、縫いぐるみのように、木にもたれかかって座った。
リースが消えた事に、一同は固まっていたが、やがてそれが動揺に変わり、急いでピエロの後を追った。座り込んでいる木を中心にして、ピエロに対して八方塞をした。ようすを見れば、お疲れの様子だ。肩で息をしている。
何もしてこない事を確認して、ヴァリスはピエロに近付き小さなピエロを片手で握って捕まえた。

「おいテメェ!リースをどこにやった!!?」

怒鳴りつけるが、ピエロは笑うばかり。おそらく、ピエロ自身にもどこにやったのかわからないようだ。

「くそ・・・言いだしっぺが移動させられるとか聞いてねぇぞ・・・。」
「仕方ないよヴァリス、こんな小さななりでも相手はレベル9で上級の悪霊。それに、こんなにもスピードが速いなんて想定できなかったんだから。」
「そうよ!今は戻ってリースちゃんを連れ戻す方法を、閻魔様から聞かないと!」
「まったく、あなたってばリースの事になるとホントむきになるんだから、少しは落ち着きなさいよ。」

メンバーに言われ、ヴァリスは少し落ち着きを取り戻した。しかし、小さなピエロはまだヴァリスの手の中だ。

「とにかく、リースの事が心配だけど、一度帰還する。おそらく、こいつを調べれば、リースを連れ戻すことができるかもしれないしな。」

そういったヴァリスだが、やはり内心は激しく心配しているようで、簡易転送装置を捜査する手が非常に震えていた。その様子が見ていられないので、代わりにフランシスが簡易転送装置を操作し、閻魔のもとへとワープした。



一方、ピエロによって瞬間移動させられてしまったリースは、何やら見たこともない場所に来てしまったようだ。目の前に見える荒野。遠くに見える山々。そして、さらに遠くには町のような面影が見える。後ろを振り返ると、これまた立派な建物が建てられている。大きくて広々ととした土地には、高くもなければ低くもない建物があり、その周りを丈夫な壁で囲われていた。中はどうなっているんだろうと思って、宙に浮いている状態から瞬時に地面に降り中を確認しようとした瞬間・・・

「うぎゃ!」

何かを踏む感触と、うめき声が足元から聞こえた。気になってみてみると、自分よりも身長の高い人が、リースの下敷きになっていた。髪は基本的に銀髪の色をしているのだが、頭のてっぺんから、何か風船のようなものが出て浮いている。気になって、その人物を踏んだまま、引っ張ってみた。

「いだだだだだだだだwwwwwwwwwおまwwwwwwww何するんだぉwwwwwwってか、どいてwwwwwどんだけドエスなんだぉwwwwwwwwwww」

おかしなしゃべり方をしながら痛がっている。どうやらこの人物の体の一部のようだ。
とりあえず、この人物からどいてあげることにした。

「全く、なんだねチミはwwwwwwww突然吾輩を踏みつけるなんて、ドエスにもほどがあるぉwwwwwwwwww」

怒っているのか怒っていないのか、リースには全く分からなかった。でも、迷惑していることだけはわかったので、とりあえず謝ることにした。

「ごめんごめん、そこにあんたがいるなんて思ってなかったからね。」
「初対面相手に生意気なやつだぉwwwwwwwwwwww」
「貴方が言う事でもないような気がするんだけど・・・。」
「ちょwwwwwwwwwwww何か鎌から声が聞こえたんだけどwwwwwwwwwwwww」

目の前の人物に突っ込んだ鎌の状態のクロアは、いつもの縫いぐるみの姿に戻ってリースの頭の上に乗った。それに対して目の前の人物はさらに驚く。

「縫いぐるみになったwwwwwwwwwwすげぇwwwwwwwwwww」
「さっきからウザいやつだな・・・誰なんだよお前!」
「それはこっちのセリフだぉ!突然上から降りてきて吾輩を踏みつけるなんて、チミはアンジェラちゃんか!!」

そう言い合う、リースと目の前の人物。どちらかといえば、言い合うというより、一方的にこの人物が意見を求めているような気がする。
すると、城壁の入り口から女性がやってきた。ショートカットで顔は無表情。だがスタイルは抜群である。

「ボス、私を呼びましたか?」
「いや、呼んでないけどさ、なんか突然この子供に踏みつけられたんだぉ!!」
「いい気味ですねwwwwざまぁwwww」(棒読み)
「ちょwwwwwwwwアンジェラちゃんwwwwwwwwwww」

何なんだこの漫才コンビ・・・。
そう思いながら、だんだんリースはイライラしてきた。

「で、何なんです?この子供。」
「さっきから子供子供って・・・これでも僕、二十歳過ぎてるんだけどなぁ・・・。」
「ちょwww冗談はほどほどにしてくれよwwwwどう見ても子供ジャマイカwwww」
「子供じゃないって言ってるだろぉお!?」

短気なリースは、頭に乗ってるクロアにアイコンタクトをし鎌に変身させる。そして、クロアを大きく横に振り赤い斬撃を放った。

「ちょwwあぶなッwww」

言いながら素早く避ける、ボスと呼ばれた人物。同時にアンジェラちゃんと呼ばれた女性も避けていた。

「チミね、名乗りもしないで攻撃しかけるのはどうかと思うぉ?」
「まったくです。ちなみにボスの名前は、史上最強ドエム風船です。」
「ドエムは否定しないけど、ちげぇwwwwwwwwwwwwwwwww」

漫才のような会話をしつつも、ボスとアンジェラちゃんは戦闘態勢をとっていた。その構えを見たリースは、この二人は数々の戦いを潜り抜けたんだと瞬時に感じ取った。

・・・この二人は、“強い”

悔しいけれど、本気で戦ってもこの二人には敵いそうにない。死神として、隊長としての本能がそう語っていた。

「ぶっ倒してやろうかと思ったけど・・・やめた。」

本当は勝てない相手だと思ったからやめたのだ。自分がこの二人よりも弱いなんて納得がいかないけれど、わざわざ二人に負けた姿を見せつけるなんて、屈辱にもほどがあった。

「僕が踏みつけたのが悪かったよ。あと、攻撃しかけたのも悪かった。」
「何だ、意外と素直な奴ジャマイカ。」
「意外は余計だよ・・・で、改めて聞くけど、キミたちは誰だい?そして、ここはどこなのさ?」

リースがそう尋ねると、ボスと呼ばれた人物は「ボス・ゼノコード」と名乗った。アンジェラちゃんと呼ばれた女性は「アンジェラちゃんとお呼びください」と名乗った。自分で「ちゃん」付けするのはどうかと思ったが、呼び捨てだと怒るらしい。
そして、ここはキャリーパレス。運送屋が住む場所で、ゼノコードとアンジェラちゃんはここの元帥なんだとか。死神界でたとえるなら、部隊隊長か閻魔大王の位置だ。ちなみに、今は何か復興作業をしているようで、大工や建築士が数多くいた。そのことについても質問をしたかったのだが、今度はこちらが誰なのかとゼノコードに尋ねられた。

「僕はリース。死神部隊第一部隊隊長だ。そして、この子が僕の大切な相棒のクロア。」

そう名乗った後、自分がどうやってこの世界に来たかを事細かに説明したら、「説明なげぇwww」と言われてしまった。「こいつぶっ倒してやりたい」と思ったが、先ほど勝てない相手だと自分で認識したため、思いとどまる。

「ま、とにかく、自分で来たわけじゃないから、帰り方が分からないと・・・?」
「そういうことになるよ。通信機今使えないみたいだし・・・。」

リースは言いながら、ポケットから小型の通信機をとり出して、スイッチを押してみるのだが全く反応しない。これではヴァリスたちとも連絡がつかない。
しかし、疑問が出てきた。

「で、何で僕の姿見えるの?」

死神は、人には見えないはずなのだが、彼らにははっきりと見えている。そして、平然と会話をしている。

「何でって言われてもなぁ・・・。」
「きっと、ボスは史上最強のボケだからですよ。」
「何でそうなるのwwwwwwwwおかしいわwwwwwwwww」

尋ねても無駄そうだ。




その頃、ヴァリスたちはというと・・・

「親父!このピエロっぽい悪霊調べてくれないか!?」
「この馬鹿息子が!!『閻魔様』と呼べと何度も言っているのにまだわからんぁあああああああああああああ!!!!!!!」

帰ってくるなりそうそう閻魔大王の怒号が響く。一同は耳をふさぐ。

「そんなに怒鳴るなよ・・・いつもの事じゃねぇか・・・。」
「いつもの事!?違うだろ!!!全く・・・お前はいつからそんなに反抗的になった!!!幼い時はあんなに純粋で・・・特技の浮遊術を見せてくるお前がとっても可愛かったのに・・・今のお前はなんだ!!!!他の部隊がここにいたら私は大恥をかくのだぞ!??!?!?」
「わかった!わかったから!!!要件に入ってくれないか!?」
「いいや、まずお前のその曲がった根性を叩きのめしてやる!!!!」

そういって、閻魔は立ち上がると、大きな手でヴァリスをつかんだ。そしてそのまま床に叩きつけると、破壊音のような音を立てながら、ものの見事に床に大穴を開けてめり込んだ。床にめり込んだせいで、砂埃が大きく広がる。
そして、砂埃が晴れるとボロボロになったヴァリスがゆっくりと出てきた。

「お、親父・・・そこまでしなくて・・・も・・・ガクッ。」

ヴァリスは気を失った。
代わりに、フランシスが閻魔に説明をした。

「なるほど・・・リースがいなかったのはその悪霊のせいなのか。」
「はい。ですので、閻魔様に調べていただきたいと思って戻ってきたのです。」
「わかった。その悪霊を執事のセインに渡しておくれ。そんな小さな悪霊じゃ、私が握りつぶしてしまうからな。」

大きさからみて確かにそうだと一同は思った。
閻魔が執事のセインを呼ぶと、「お呼びでしょうか、閻魔様」と言いながら奥からそっと出てきた。事情を説明し、フランシスはセインに小さなピエロ姿の悪霊を手渡すと、「確かに受け取りました」と言ってからまた奥に行ってしまった。

「結果はいつ出ますか?」
「ふむ、調べてみなければわからん。結果が出るまで待機していてくれ。その時お前たちを呼ぶ。」

閻魔もそういって奥へと消えていった。

「で、この気絶した副隊長そうする?」
「たぶん引きずって連れて行けばいいんじゃない?」
「ま、マリア・・・キミにしてはサディスティックな発言だね・・・僕驚いたよ・・・。」




しばらくすると、通信機がなりだした。どうやら結果が出たようだ。
第一部隊は閻魔の知らせを聞いて移動した。ちなみに、先ほど気を失ったヴァリスは、マリアに引きずって連れて行かれた後、すぐに復活しているためちゃんとメンバーの中にいる。

「親父・・・ぁ、いや、閻魔様!どんな結果が出たんですか?」

先ほどの事を学習したらしく、親である閻魔の呼び方を変えた。

「ふむ、この悪霊の力を調べてみた結果、次に能力を発揮できるのは1週間後のようだ。」

その結果を聞いたとき、確かに驚きはしたのだが、考えてみればこの悪霊によって起こる神隠しは1週間おきぐらいに起きている。結果に対しては妥当だと思った。
となると、1週間ぐらいたたねば、リースを連れ戻すことができないという事である。

「でも、その力が発揮できたとしても、リースがどこに行ってしまったかを特定できないと連れ戻すことは不可能では?」
「その心配はいらん。執事のセインが今必死になって場所を特定しておる。1週間もかからぬだろう。」

セインさんってそんなこともできるのか・・・とヴァリスは思っていた。しかし、自分の執事なのに、情報処理能力があるだなんてなぜわからなかったのだろうか?やはり、馬鹿だからなのだろうか?

「ん!?今誰か俺の事馬鹿って・・・!!」
「誰もそんなこと言ってないよ・・・。」

すかさずフランシスが突っ込んだ。

「とにもかくにも、お前たちはいつも通り仕事を続けろ。待っているだけでは仕事もままならないからな。さぁ、あとは私たちに任せて、次の任務へ出動したまえ。」

その言葉に、一同は「わかりました」と言い、一例をして部屋を出て行った。ヴァリスが何かを言いたそうにしていたが、メンバーに引っ張られていったので発言することはなかったが。




その頃リースは・・・

「まぁ、こんな感じだぉ。吾輩のキャリーパレスは。」

何故か案内をされていた。

「ふーん・・・運送屋だからせわしく働いているのかと思ったけど違うんだね。」
「い、今はちょっと訳があるんだぉ・・・。」
「訳?どんな?」
「ボスがドエムで気色悪いから誰も依頼をしてこないのです。」
「んなわけねぇだろwwwwwwwwwwwww」

いちいちむかつくなこのコンビ。そう思ったが口にはしなかった。
しかし、もっと気になったのが・・・

「可愛いいいいいいいいいいい!!」
「何この子超可愛いじゃなあぁああい!!」
「可愛いですうううううう!!!」

ゼノコードの仲間である女性3人に絡まれた事だ。リースに抱きついたり、なでたり摺り寄せたり、やりたい放題だ。

「や、やめろ!!くっつくなよ!!!あと、可愛いって言われてもうれしくないんだよ!!!」

「いいじゃない減るものじゃないし~」などと言いながら、女性陣はじゃれつくのをやめない。

「いい加減にしないと・・・コロスからな・・・!」

いつもの表情とは裏腹な恐ろしい表情をしたのか、女性3人は離れた。

「びぇえええ。」

約1名は泣き出す始末。

「まぁまぁ、彼が言うことは気にしなくていいぉ!本気じゃないから!」
「半分本気だったけどね。」
「冗談言っちゃってwwwwwwww」
「私だったら、ボスを皆殺ししてたところです。それを想像すると夜も眠れません。」
「アンジェラちゃんwwwwwwwwwwwwwwwww」

そんな様子を見て、リースは呆れていつもの表情に戻すと、やはり可愛いと女性3名はキャッキャと騒いだ。そして、彼女たちに自己紹介をすると、左から、ロロカリン、メモリー、ミカと順に自己紹介した。
そうして改めて彼女たちを見ると、やはり彼女たちも何かの能力を持っているようなそんな気がした。どんな能力を持っているのかまでは把握できないが・・・。
その他にも、とても鼻が長く飛び出たドラキュラと呼ばれた背の高い男声や、ブラックと呼ばれたやくざのようなこわもての男性、ザクセンと呼ばれた一見若そうに見えてあだ名が「オッサン」の男性、ディーゼルと呼ばれた妹のミカが大好きな男性、ダムザックと呼ばれたリースよりも激しく年下見えて、実は80代後半の老人だと言っている子供がいた。ラストに、この場にはいないが、アクルスという男性がいるのだとか。彼に至っては現在入院中だそうだ。

「ふーん、総勢11名ってことね・・・。」

と、リースが納得しながらつぶやいた時だった。

「何ですか!また子供を連れてきて!!ここは託児所じゃないと何度言ったらわかるんですか!!!」

そういって現れたのは、青い髪の女性。髪型は後ろで束ねてポニーテールのようになっている。

「ルナリナちゃんwwwww彼を子供って言ったらだめだぉwwwwww」
「どうしてです!?こんな幼い顔してコスプレみたいな恰好までして、子供にしか見えません!!」

ルナリナと呼ばれた女性がそう言い放つと、さすがに堪忍袋の緒が切れたのか、先ほどのような恐ろしい顔をし、さらに何かおぞましいオーラを放ちながら、ルナリナをにらみつけた。

「言ってくれるじゃないのさ・・・おばさん・・・!!」
「おば・・・!」
「ここまで僕をコケにしたのはおばさんが初めてだよ・・・!!」
「な、何なんですこの生意気な子供!!!人のことおばさんって!!!」
「まだ僕を子供だっていうのかい?・・・おばさん・・・一回死ぬ・・・?」

そう言い合う2人に、ゼノコードがあわてて仲介に入った。

「何でとめんのさ・・・。」
「そりゃ、仲間殺されちゃ吾輩も元帥としてこまるぉwwwwwwwwwwww」

そういうゼノコードに、アンジェラちゃんは「私はボスをここで殺してみたいです」となぜかわくわくした言い方で答えた。すかさず突っ込みを入れるゼノコード。
すると、突然リースの通信機が鳴り出した。先ほどまで使えなかったはずなのに、何故通信機が鳴っているんだと疑問を持っていたが、そんなことよりも、ヴぁりすたちと連絡ができるという嬉しさ(?)のほうが先だった。恐ろしい顔とおぞましいオーラを出すのをやめて、ポケットから通信機を取り出し、ボタンを押すとホログラム画面が映し出された。そこに映っていたのはヴァリスはもちろん、第一部隊のメンバーがそろっていたのだ。

『やった!つながった!おい、リース!お前今どこにいるんだ!?』
「どこって・・・知らないところ。」
『だよな・・・今、俺の執事が座標調べてくれて、それでこの通信機でかろうじて連絡ができる状態なんだ!』

かろうじてとはいったいどういう事なのだろうかと疑問に思った事を伝えると、リースが別の世界にいるため、座標を特定できても転送して連れ戻すまでの力がないからだと告げられた。帰れる力を蓄えるには、任務で出会ったあのピエロ型の悪霊の力が必要で、蓄える時間は1週間だというのだ。
つまり・・・

『わりぃな、1週間ぐらいそっちにいてくれないか?』
「はぁ!?本気で言ってんの!?」
『誰が嘘言うかよ・・・とにかく、1週間たって転送の準備できたらまた連絡するから、それまで待ってろよ!』
「え、ちょ、何それ!?」

リースがそう言ったときと同時に、ヴァリスとの通信が途絶えた。ホログラム画面がパッと消えて、通信機は再び使えなくなった。何度ボタンを押しても全く反応しない。
一度深呼吸して、何とか状況を飲み込んだ後、再び深呼吸をしてこう言った。

「そういうわけだから、1週間よろしくね。」

ぽつりと言ったリースの言葉に、

「えええええええええぇぇぇえぇえぇえええぇぇええええぇえぇええぇええええええええ!?!!?!?」

一同は驚愕の声を、キャリーパレスに響き渡らせた。
リースが帰れるまで、あと1週間・・・いったいこの先どうなる事やら・・・。
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