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06:書きたいと思っていた短p・・・すでに短編じゃないwサーセンwww

―ミツとハチ―



先ほどミツと別れたハチは、必死に花の花粉や蜜を集めていました。
普通、こういう作業をするのはメスのみなのですが、ハチの住んでいる巣ではオスもメスも関係なく、幼虫のために働いているのです。ちなみに、ハチは巣の住民の中で一番の変わり者だと言われていますが、一番の働き者だともいわれています。遊ぶことも好きですし、幼虫のために働くことも好きなのです。

「ひとまずこんな感じでいいかな・・・いつもほかのみんなより頑張ってるのに、今日は結構な時間サボっちゃったからなぁ・・・。」

そうやって、焦りに焦っていました。

「とにかく、早く帰らないと・・・ん?」

ハチは何かの気配を感じました。何か、自分を襲ってきそうな・・・そんな気配を・・・。
振り向くと、遠くから1匹のスズメバチが猛スピードでこちらに向かってきているところでした。しかし、普通のスズメバチよりも体が小さかったため、そして、首にはあの青い花びらのスカーフが巻いてあったこともあり、そのスズメバチが誰なのかを判断しました。

「あれ?ミツ!どうし・・・た・・・!!」

ハチはすぐに状況を判断しました。避けないと、殺される・・・!
そして、ぶつかる寸前のところで、ハチは避けました。しかし、向こうも素早かったため、鋭い顎が首をかすめました。

「くっ・・・どういうこと・・・?ねぇ、キミはミツだよね!?」

向きを変えたスズメバチは、ハチをじっと見つめ何も言いません。ハチの言うことが全く耳に入っていないのです。

「一体どうしたのさ!?キミは絶対襲わないって言ったじゃないか!!!」

そのセリフを言った後、ふと思い出した言葉がありました。

『僕らスズメバチなら、たとえ巣に引っ掛かっても対応できるし、逆に攻撃できる・・・。』

ふとミツがこぼした言葉です。
この言葉を思い出したハチは、避ける気力もなくなり、ただただ悲しい表情で、目の前にいる“変わり果てたミツ”を見つめました。

「やっぱり、ボクが信じきったところを襲うんだね・・・。」

ハチはそれだけ言いました。とてもとても、悲しい表情で。
そのセリフが聞こえたのかどうか分かりませんが、目の前にいる“ミツ”はハチに向かって、再び突進していきました。そして、ハチは最期にこうつぶやきました・・・。

「あーあ、スズメバチなんか・・・信じるんじゃなかった・・・。」

涙を浮かべ、無理に笑顔を作りました・・・。
そして“変わり果てたミツ”は・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・






・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・






「・・・っは!!」

ようやくミツは、正気に戻りました。しかし、目の前に映った光景は、とても悲惨なものでした。
自分の前に倒れているのは、まぎれもなくハチの姿。羽が取れ、体のいたるところにもぎ取られたような跡、足も何本か取れています。

「は・・・ハ・・チ・・・・・・?」

残酷な光景を目の当たりにしたミツは、すでに動くことのなくなったハチの名を呼びます。しかし、ハチはピクリとも動きません。

「・・・ねぇ・・・ハチ・・・・・・ねぇってば・・・。」

何度呼んでも、結果は同じです。
そこに、女王様がやってきました。

「よくやったじゃない、ミツ・・・。」
「え・・・。」
「このミツバチを殺せたんですもの、今回の事は許してあげるわ。」
「僕・・・が・・・?」

ようやく状況を把握しました。
先ほどミツは、女王様に何かを刺され意識がなくなりました。それからの事は全く覚えてはいませんが、おそらくは、自分自身がハチを殺したのだと思い、ミツは頭を抱えました。

「さ、巣にもどりましょう、みんなが待っているわ。」
「僕が・・・ハチ・・を・・・・・・殺・・・し・・た・・・・・・・・・・・・・。」

ミツの目から涙があふれました。せっかく友達になれたハチを、自分の手で殺めてしまったのですから・・・。

「・・・ハチが・・・ハチがいないなら・・・僕も・・・・・・・うああああああああああああああああ!!!」

ミツは突然叫び、ハチが住んでいたであろう巣のところまで、猛スピードで飛んで行きました。女王様がそれを止めようと声をかけたのですが、ミツには全く聞こえていませんでした。ショックのあまり、我を忘れてしまったのでしょう・・・。

「はぁ・・はぁ・・はぁ・・。」

息を切らし着いた場所は、ハチのにおいが残ったミツバチの巣でした。
ミツバチの巣はスズメバチのように防御壁を作る能力は持っていません。その代わり家屋の隙間や床下、木の洞(樹皮がはがれて木のなかが腐るなどして隙間が開き、できた洞窟状の空間)を利用して巣を作ります。ちなみに、この巣は木の洞にできています。
ミツがこの巣にやってきたことにより、そこにいたミツバチたちが威嚇を始めます。

「何だお前!!」
「この巣に何の用だ!!!」
「子供をさらいにきたなら、容赦しないわよ!!!」

と、ミツバチたちは口々に言います。すると、その中の1匹がふと言葉をこぼします。

「そういえば、ハチはどうした?」
「出かけたっきり、帰ってこないわね・・・。」
「まさか、このスズメバチが・・・?」

その言葉を聞いたミツは、勢いに任せて叫びます。

「そうさ!!僕が、僕がハチを殺した!!!!!それがどうした!!!!!!!!!」

おそらくミツは、このセリフを言っていることさえわかっていないでしょう。しかし、わかることが一つだけあります・・・それは・・・


死を選んだということ。


「こいつが、ハチを!?」
「この野郎・・・頭イカれてやがる・・・!」
「私たちのハチを返して!!!」

ミツバチたちは再び口々に言いだします。

「殺したいか!?だったらやってみろ!!!返り討ちにしてやる!!!!!!」

ミツは狂い、ミツバチの大群へと突っ込んでいきました。

「それはこっちのセリフだ!!やるぞ!みんな!!!!」

働き蜂の中のリーダー格がそう言ったとき、全員が動き出しミツを襲います。一体一体が、ミツの体にしがみつき、はじこうとしてもなかなか離れません。
そんな事をしていると、いつの間にかミツはミツバチたちに体の自由を奪われ、動けなくなってしまいました。遠くから見ればそれは、ミツバチ達が集まった塊。これを蜂球と言います。
そして、ミツバチたちはそのままの状態で、中心の温度を上げていきます。
基本的にスズメバチは、44~46℃以上の温度を浴び続けると、死んでしまいます。しかし、今温度が上昇しているこの蜂球の温度は30℃・・・まだまだ上昇していきます・・・。
ちなみに、ミツバチは48~50℃までの温度に耐えられるので、死ぬことはありません。

『これで・・・これでいいんだ・・・ハチ・・・今、そっちにいくからね・・・。』

蜂球の中でミツはそう思いましたが、だんだん意識が遠のいていきました。現在の温度はおよそ48℃前後・・・もう、耐えることはできません・・・。

そして、約1時間が過ぎました。
蜂球は解体され、残ったのはもう二度と動くことがないミツが横たわっていました。
周りには、誰もいません。

そこに、一人の人間がやってきました。
彼は、昆虫を研究したり、撮影したりする人でした。一言で言うなら、昆虫の専門家です。
その専門家は、横たわっているミツを見つけました。

「かわいそうに・・・ニホンミツバチにやられたのか・・・しかし、オオスズメバチにしては体が小さいな・・・まだ成長しきっていなかったのだろうか・・・?」

専門家はピンセットを取り出し、優しく拾い上げました。

「研究に使用したいが・・・なんだかこいつを見ていると、悲しい気持ちになる・・・一体こいつに何があったというんだ・・・。」

そういいながら、地面に小さな穴を掘り、動かなくなったミツをそこに埋め、優しく土をかぶせてあげました。
そして・・・

「こいつには、この花がいいかもしれないな・・・。」

そう言って、かばんの中からアメリカンブルーという名の花を1輪取り出し、ミツを埋めた場所にそっと植えました。

「この花の花言葉は『あふれる思い』なんだ。他には『少年の潔き心』というのもある。お前にはそれがピッタリだ・・・。」

そう言葉を残して、専門家はその場を去りました。
風に揺られるアメリカンブルーを残して・・・。


完・・・。


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あとがき

短編と言いつつ6話までいったこの話。
どう見ても、短編じゃないですよね、サーセンwwwww

最初は普通だったけど、だんだんシリアスに向かっていく感じです。
まぁ、結末は両方死んでしまうということで・・・。

とりあえず、この小説を書くたび、ネットを探っていろいろ調べましたwwww
こっちとしては、お勉強になりました。虫って面白いですよね!!!
クモとか好きじゃないんですけど、調べると「そうなのか!!!」と思える事ばかり。
ハナカマキリは、写真を見て萌える始末・・・可愛いよね!ハナカマキリ!!!!!!

スズメバチとミツバチの事も当然調べました。
働き蜂はみんなメスだということを知って、しくじったと思いましたwwww
オスだって働いたっていいじゃないかwwwwwwwwwww
とりあえず、「働き蜂はみんなメス」というのを無視して書き続けましたwww

とにかく、書いてて楽しかったです。
とくに、残酷な女王様の場面がwwwwwwwww←病んでる。

まぁ、こんな感じですが、よかったら感想とか言ってみてください。
私が喜びますwwwww
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